MEGの事業戦略

1976年のミクロ技研創業より間もなく50年を迎えるにあたり、更に向こう50年後にも安定した企業として社会に貢献できる企業であり続けるために、主業の半導体製造装置製造業から事業の多角化へ舵を切り、ミクロ技研を中核とした事業体に並走して複数の事業を営めるように、会社分割によりMEグループを設立しました。

MEグループは経営管理会社として、ミクロ技研は事業会社として、其々の強みを尚一層磨きながら事業運営していきます。

MEグループの設立により、半導体製造装置製造を主業としてきたミクロ技研から、半導体製造装置作りのノウハウを応用して、医療機器やヘルスケア製品、自動車関連製品や航空・宇宙関連製品への事業展開ならびに拡張を行い、MEグループ全体として幅広の製品展開が出来ると共に、其々の持つ技術特性を其々の技術応用に展開できる相乗効果を追求していきます。

複数業界を横断する事業を営むことにより、より一層安定した経営体となる事も目指していきます。

将来、ミクロ技研から何らかの事業が分社独立する可能性も想像しておりますが、MEグループ内であることにより、結果的にMEグループ内のポートフォリオに変動は無く、安定経営に繋がると共に、様々な時代変革の中で資本業務提携やM&Aに遭遇した際にも、MEグループの中でミクロ技研と並走しながらの相乗効果を追求することが出来、また、事業会社から見て独立経営の出来る事（利点）も目指しております。

2019年のMEグループ設立以降は、2020年に医療機器製造販売業の認可を取得して、2021年よりヘルスケア製品の製造販売事業を新たに開始しております。今後は医療機械や治療器の製造販売へ事業を拡張していくと共に、新分野となります自動車関連製品や、航空・宇宙関連製品への事業展開も継続して参ります。